こんにちは!カメラマンの長谷川 ksk_photo_manです!
簡単に僕の自己紹介すると、僕はカメラ歴12年、Photoshop歴15年。
広告写真スタジオに7年勤務後、現在はフリーランスで、料理の写真を撮っています。
いつも当ブログを読んで下さってありがとうございます!
逆光ってなに? 逆光で撮るときのコツを知りたい!
っと思っているあなたに向けて、「逆光について」と「逆光写真のテクニック」についてお伝えしていきますね!
まずはじめに「逆光」含め、光の向きについてお伝えします!
逆光ってなに?
「逆光」とは、被写体の背後から照らしている光のこと言います。
カメラ任せで撮影すると、被写体が影のように暗く写ってしまうことが多いです。
そのほかの光!順光とサイド光
順光とは?
「順光」とは、カメラ側から被写体にまっすぐ当たる光をといいます。
立体感があまり表現されません。
しかし、被写体の色が一番見える光の向きです。
風景写真では順光が好まれますね。
人物の場合、光を正面から受けるので、被写体になってる方が眩しく感じてしまいます。
その結果、眩しそうな表情になってしまうことがあります。
順光のポイント
- 立体感が表現されない
- 色が一番表現される
サイド光とは?
「サイド光」とは、被写体の横からの光のことをいいます。
陰影がはっきりと出て、順光よりも立体的な写真に仕上げることができます。
人物の場合、陰影が強く、強い印象の写真になります。
男性を撮る場合などサイド光がよく使われますね。
サイド光のポイント
- 順光よりも立体感が表現される
逆光の撮り方・テクニック
逆光の写真に向いているシーンといえば、
- 人物
- 料理
- 風景
が挙げられます。
人物の場合ならシルエットでかっこ良く撮れますし、風景写真の場合もドラマチックな写真になります。
料理の写真も逆光で撮ることで、みずみずしさを表現できることもあります。(物によりけり)
しかし、逆光で撮ると、被写体が暗くなってしまう時があります。
シルエットを見せたい場合なら別ですが・・・
なぜ被写体が暗くなってしまうかと言うと、逆光のシーンだと、カメラが「明るすぎるな」っと判断して、暗くしてしまうからです!
それも踏まえて、逆光のシーンでは、以下の3つを試してみてください!
写真が暗くなったら測光モードを「スポット測光」に
カメラの初期設定は、測光モードが「評価測光」になってると思います。
それを「スポット測光」に変えてみてください!
「スポット測光」にすることで、逆光の明るい部分は無視して、被写体の明るさをピンポイントに測光することができます。
露出(明るさ)を色々変えてみる
逆光のシーンでは、シルエットで見せたり、柔らかい写真にしたりでいろんな表現の写真が楽しめます!
露出(明るさ)を変えるだけで、写真の雰囲気がガラリと変わります!
ぜひ、2,3パターンの明るさの写真を撮り比べてみてください!
ライブビュー機能を使おう
逆光のシーンは、いろんな表現を楽しめる反面、自分の意図通りの明るさにするのが難しかったりします。
そこでカメラの「ライブビュー機能」を使います。
ライブビュー機能を使うと、写真の明るさを確認しながら撮ることができます。
ライブビュー機能を使っても、写真の明るさが確認できない場合は、カメラの設定を見直してみてください。
設定画面の「ライブビュー」の中の、「露出シュミレーション」を選んでみてください。
料理写真で一番良い光は「半逆光」
料理の写真についてもお伝えします!
料理の写真を撮るときは、「半逆光」で撮るのがオススメです!
半逆光ってなに?
被写体の斜め後ろ45°からさしている光を「半逆光」と言います。
サイド光と逆光の間ですね。
半逆光で撮影すると、被写体の立体的を表現でき、被写体の奥も明るくなり、写真に開放感が出ます!
料理撮影では「半逆光」で撮影するのが基本と言われています。
料理を動かすかあなたが移動するかして、半逆光の位置にいきましょう!
ただ、半逆光は立体感が表現される反面、手前からの光がないので料理の色がくすんでしまうかもしれません。
その場合、「半逆光+レフ板(右手前から)」で手前からの光を補ってあげるとベストです。
半逆光の光を手前から、レフ板で明るくしてあげることで、
「立体感+色」が表現された写真になります!
半逆光のポイント
- 料理撮影では「半逆光」で撮影するのが基本
- 被写体の立体的を表現でき、被写体の奥も明るくできる
まとめ
以上、「逆光について」と「逆光写真のテクニック」についてお伝えしました!
光を意識すると、写真がもっと楽しくなります!
また「暗いシーンの撮影」や「ブツ撮り」をするなら、三脚があったほうが便利です。
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