こんにちは!カメラマンの長谷川(@ksk_photo_man)です!
前回の記事では、写真の「置きピン」についてお伝えさせて頂きました!
ところで、写真を撮っていて、
写真の隅が暗いんだけど・・
っという経験ありませんか?それはカメラやレンズの故障ではなく、そういう現象が起きるときがあるんです。
これを写真用語で「周辺光量落ち」といいます。
今回の記事では、周辺光量落ちの対策と補正方法をお伝えしますね!
周辺光量落ちとは
周辺光量落ち(しゅうへんこうりょうおち)とは、写真の四隅、周辺部分が暗くなってしまうこと。
レンズを開放で撮っているときに置きやすい現象です。
レンズの開放とは、そのレンズで一番絞りが開いてる、光が多く取り込める状態のことです。
例えば、キャノンの「「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」」のレンズの場合、「F3.5」が開放の絞りです。
周辺光量落ちの対策
周辺光量落ちは、レンズの絞りを1〜2段絞ることで改善されます。
例えば、F2.8のレンズを使っていた場合、F4やF5.6で撮影することで周辺光量落ちしていない写真を撮ることができます。
周辺光量落ちの補正方法
Before
After
四隅が暗くなっていますね!
レンズを絞り込むことで、周辺光量落ちが置きなくなりますが、どうしてもレンズを開放で撮影したいときがあります。
そんなときは、Photoshopなどの画像調整ソフトで補正してあげます。
今回はPhotoshopを使った補正方法をお伝えしていきますね。
使うのは「レンズ補正」です。
Photoshopを立ち上げ、「フィルター」の中にある「レンズ補正」を選択します。
右側の「カスタム」を選択します。
「周辺光量補正」をプラス側に持って行くと、画像周辺が明るくなります!
以上です!
Photoshopの「レンズ補正」ってホント便利!
最後に
いかがだったでしょう?
周辺光量落ちが気になる方は、上記の方法で直してみていただければと!
個人的には、周辺光量落ちしている写真も味が出ていて好きです!
写真には様々な表現方法があるので、色々と楽しんで頂ければと思います。
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